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- R-100について
製造元・ヒノキヤ産業では、先人の知恵ともいえる由緒ある建造物の土台部分に、腐食防止を目的
として「松」が使用されていることに着目。同社の長年にわたる樹木との関わりに基づくノウハウ
から、「対象原料」「抽出時期」「抽出精製技術」などを確立し、「成分安定化」を実現しました。
この天然由来成分「R-100」は、各種検証により、消臭/防菌等の効果が認められています。また、
天然成分なので人体への影響が少なく、アレルギー物質も含んでおりません。
R-100の効果・安全性
次世代の消臭/防菌剤への活用が期待されている「R-100」は、アルコール等に代表される揮発性成分の一過性効果とは異なる、持続的な消臭/防菌等の効果が確認されています。その効果を確認するために下記の検証を行いました。
効果検証
検証内容 | 結果 |
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→O-157を初めとした腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ菌等で希釈倍率20倍~50倍において20時間後での防菌性を確認。 |
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→ノロウィルスの代替検証用として認められる「ネコカリシウィルス」を用いてその不活化検証を行い、顕著にその効果性が認められた。 |
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→チャバネゴキブリの潜伏場所となるシェルターへの塗布により、忌避効果が認められた。 |
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→パン・餅にR-100希釈液と単なる水をそれぞれ塗布し、密閉容器にて1ヶ月~6ヶ月間観察。水を塗布した容器内ではカビが大量に繁殖した一方、R-100希釈液を塗布した容器内ではカビの繁殖は認められなかった。 |
安全性検証
検証内容 | 結果 |
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雌マウスを用いたLD50値の経口への急性毒性検証 |
→「防菌くん(※)」を検体として雌マウスを用い、試験群には2,000mg/kgの用量の検体を、対照群には溶媒対照として注射用水を雌マウスに単回経口投与し、14日間観察を行った。 その結果、観察期間中に異常及び死亡例は認められなかった。以上のことから、マウスを用いる単回経口投与において、検体のLD50値は、雌マウスでは2,000mg/kgを超えるものと評価された。 |
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→「防菌くん(※)」を検体として雌ラットを用い、試験群にはμL/bodyの用量の検体原液を、対照群には注射用水を雌ラットの右側鼻腔内に単回投与し、14日間観察を行った。 その結果、観察期間中に異常及び体重変化、死亡例は認められなかった。以上のことから、本試験条件下において、検体は雌ラットに異常及び死亡を引き起こさないものと考えられた。 |
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→R-100検体を、クローズドパッチテストによる本邦基準に従って検証。皮膚に対する刺激性を有しないものとの判定を受けた。 |
(※)防菌くんとは、R-100の希釈液である商品の名称です。
R-100の施工指導
日本環境衛生振興会では、会員及びユーザーの皆様に対して「R-100」の施工指導を行っています。「R-100」を用いた商品の開発に関しては、基本OEM方式によるものといたしますが、商品化への方向性・容器・ラベルなど、日本環境衛生振興会として最大限のアドバイスを行っていますので、ご不明な点やご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。